7月14日、今宮工科高校グラフックデザイン系の生徒さんが会社見学に来られました。
生徒さんに少しでも思い出になってもらおうと思い、今年も体験型の見学会にしました。
印刷部では特色の色配分クイズにしたり、紙の数読みゲームをしました。
特色の色配分クイズは「赤色を作るにはどの色とどの色をどのくらいの割合で作るでしょうか。」といったクイズで、皆さんどの割合で作るか悩んでました。
紙の数読みゲームでは生徒さんの読んだ紙の枚数が合ってるかというゲームでした。
紙をたくさん扱う業界だから速く正確に紙を読めるようにと紙の読み方のレクチャーをし、数を速く読めるようになられていました。
製版部ではオンデマンド印刷によるノートの製作をしました。
数種類ある絵柄から表紙を選び、パソコンを使い名前を入力して、自分の名前が印刷された特製ノートを完成させていました。
印刷と同時に製本されたものが出てくるので、時間がかからずに本が出来る事に関心されていました。
私が作った集合写真入りのクリアファイルも喜んでくれたみたいで嬉しかったです。
営業部と発送部では梱包の仕方のレクチャーと検版ゲームをしました。
梱包ではプロがキレイに梱包した物と自分が梱包した物の差に驚いたりされていました。
いくらキレイな印刷をしていても梱包が汚いとお客様にまた仕事を注文しようと思われないから梱包も大事な仕事ですと生徒さんに伝えていました。
検版ゲームでは7つある間違いを制限時間内にどれだけ探せるかというもので、少し難易度の高い問題だったのですが全問正解者は全体の2〜3割ぐらいおられ優秀さを窺えました。
担当が大塚君と伊集君の若手コンビだったので生徒さんとのコミュニケーションが円滑で皆さん楽しそうにされていました。
今宮工科高等学校の皆さん、今回の会社見学はどうでしたか?
今まで思ってた印刷会社とは別の印象になったのではないでしょうか?
今回の見学をきっかけに今後の進路に「印刷業界」も視野に入れてもらえるように考えてくれるようになるとありがたいです。
製版部 森上